車のサスペンションについて話すとき、「ショックアブソーバーとストラット」という言葉をよく使います。これを聞くと、ストラットとショックアブソーバーは同じものなのかと疑問に思うかもしれません。では、ショックアブソーバーとストラットの違いを理解するために、この2つの用語をそれぞれ個別に分析してみましょう。
ショックアブソーバーはダンパーでもあります。車のスプリング（コイルスプリングまたはリーフスプリング）の振動エネルギーを吸収するのに役立ちます。ショックアブソーバーがなければ、車はエネルギーを失うまで上下に跳ね続けます。ショックアブソーバーは、スプリングのエネルギーを熱エネルギーとして放散することで、この現象を防ぎます。自動車業界では、「ショック」の代わりに「ダンパー」という言葉を広く用います。厳密には「ショック」もダンパーですが、サスペンションシステムのダンパーを指す場合は「ショック」を使用する方が適切です。「ダンパー」は、車で使用される他のダンパー（エンジンとボディの分離、またはその他の分離用）を指す場合もあります。
LEACREEショックアブソーバー
ストラットは、本質的にはショックアブソーバー、スプリング、アッパーマウント、ベアリングを含む完全なアセンブリです。一部の車では、ショックアブソーバーがスプリングとは別体になっています。スプリングとショックアブソーバーが一体型になっている場合は、ストラットと呼ばれます。
LEACREE ストラットアセンブリ
結論として、ショックアブソーバーはフリクションダンパーと呼ばれるダンパーの一種です。ストラットは、スプリングを一体化したショック（ダンパー）です。
揺れやゴツゴツ感を感じる場合は、ストラットとショックを点検し、交換時期が来ている可能性があります。
(エンジニアからのシェア: Harshavardhan Upasani)
投稿日時: 2021年7月28日
